DENTAL CLINIC MIYATA

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インプラント implant

インプラントとは

インプラント法(Implant)とは病気や怪我などで失われた組織や器官を人工物で補うことを言います。

歯科インプラントとは、歯が抜けてしまった部分にチタン等の金属でできた人工の歯根を埋め込み、顎の骨に固定された後に人工の歯を装着する治療法です。

インプラントの歴史

歯科インプラントの歴史は古くなんと西暦7世紀に行われたという報告があります。貝殻でできた人工の歯を顎の骨に埋めこまれた下顎骨が、南米の遺跡から発掘されたという報告があります。

近代の歯科医療の歴史では、50年位前から骨膜下インプラントやブレードタイプインプラントが行われてきました。30年位前にはこの方法が日本でも行われるようになり、歯科におけるインプラント治療の幕開けとも言える時代となりました。

その頃私はまだ歯学生ではありましたが、インプラントに非常に興味を持ち、大学のインプラント研究会に所属し研究に参加させてもらいました。

とは言ってもまだ学生ですから大学の屋上に飼育していた実験用のサルのお世話をしていただけなのですが、そこにおられる日本におけるインプラントの先駆者と呼ばれるすばらしい先生達と同じ時間を共有させてもらいながらインプラントの"イロハ"を学びました。また時には酒の力をかりながら夜がふけるまで当時としては夢の歯科治療とも言えるインプラントについて熱く語りあい、インプラントに注ぐ"情熱"を肌で感じる事ができたような気がします。

私は大学を卒業した後インプラントを行いたい事もあり口腔外科に進みました。しかし当時のインプラントはまだ完全ではなく、多くの失敗例が報告されており自信を持って治療を進める事が出来るものではありませんでした。現在でもなおインプラントに否定的な歯科医がいることや、患者さんの中にはよくないイメージを持たれている方もおられることは、この頃のイメージをそのまま引きずっていることによると思います。

  • 骨膜下インプラント
  • 骨膜下インプラント
  • ブレードタイプインプラント
  • ブレードタイプインプラント

近年のインプラント

しかし20年前頃よりヨーロッパではブローネマルクインプラントやストローマンインプラント(ITI)等に代表される新しいインプラントの開発が行われてきました。チタンで出来たそのインプラントはある一定の条件で骨に埋入された場合、骨はインプラントに対して拒否反応は起こらず、チタンの表面を覆う酸素の膜を通して骨とチタンに強い結合を生むという事を科学的に証明されたのです。(オッセオインテグレーションインプラントと言います)

またこのオッセオインテグレーションインプラントは埋入手術から最終的な補綴処置(冠や入れ歯を入れること)までエラーを起こさないような完全にシステム化された非常に完成度の高い臨床術式によって行われるようになってきました。

このような事によりわが国では15年程前よりさかんにインプラント治療が行われるようになり、当院でも10年ほど前よりインプラント治療を導入しており良好な結果が得られています。(平成18年3月記)